現役フリーランス美容師がメリット4つとデメリットを解説!

ナオ

都内サロンで6年働いたのち渡米、帰国後1店舗経てフリーランス美容師に。現在フリーランス美容師兼ヘアメイクアップアーティストとして活動中。

悩んでいる人

・フリーランス美容師の長所と短所は?

・フリーランス美容師になるためにはいくら売上があればいいの?

・税金のこととかどうしよう。。。

以上の悩みを解決できる記事を用意しました!

ご紹介する「フリーランス美容師のメリット4つ・デメリット3つ」を読めばフリーランス美容師のことがよくわかりますよ。

実際にフリーランス美容師を2年やった私が、今までの経験談をベースにして解決していきますね!

まずはフリーランス美容師とは?を解説していきます。

(メリット・デメリットだけ知りたい方は目次のメリット・デメリットから飛んでご覧ください♪)

フリーランス美容師とは?

誰かに雇われることなく、会社にも所属していない個人事業主として働く美容師のことです。

「面貸しサロン」や「シェアサロン」などで場所を借りて働く事がほとんどです。

フリーランス美容師のデメリット3つ

まずはフリーランスのデメリットを3つ紹介していきます!

フリーランス美容師に興味がある人誰もが気になる事だと思いますので、ひとつずつ確認してみてくださいね。

デメリット1:働けなくなった時の保証がない

というのも美容師とはそもそも変わりが効かない仕事で、会社に所属していれば何かあった時にはスタッフの協力を得られますが、

フリーランス美容師がもし、急に怪我や病気になって働けなくなると誰にも頼れません。

不慮の事故、急病以外は仕方ないとして防げる怪我や体調管理を気をつけるスキルは必要となってきます!またそういった不慮の事故、急病で働け無くなったとき用の保険に加入するのも1つの手です。

デメリット2:社会的信頼がない

フリーランス美容師なりたての時ほとんどの人が「クレジットカード」「家の契約」が難しくなります。

私も会社の後ろ盾は大きかったなとこの時痛感しました。

フリーランスになる前に「クレジットカード」を作ったり「家の契約」は済ませておくのがおすすめです。

デメリット3:スケジュール管理のスキルが必要になる

働く日数、休みの数、予約管理など自由度が高い分すべてを自分で管理しないといけません。

空き時間は「この作業をやる」などタスクを事前に決めておくと時間を無駄にせず済むので今のうちから時間の使い方を意識しておくといいでしょう。

フリーランス美容師のメリット4つ

次にフリーランス美容師のメリットを4つご紹介していきます!

正直私はフリーランス美容師になって人生が変わったので、気になっている人はぜひチェックしてみてください!

メリット1:自由に働ける

フリーランス美容師のメリットは、自由に働けることです。

自分が小さなサロンを経営しているイメージが近いかもしれません。

もちろん「営業時間」も自由に決めれます。お昼から働いてもいいし、夕方までにしてもいいのです。

実際私がいるシェアサロンではママさん美容師はお子さんのお迎えまでの営業にされています。

途中で帰る気まずさもなくてやりやすいみたいです。

「休みも自由!」美容師が休みをとりにくい土日も自由に。

空いた時間やカラーなどの放置時間も雑務をする事なく自分の時間として使えるのも重要ですよね。

メリット2:人間関係で悩まない

フリーランスで働いている人はほとんどお客様とマンツーマンが多いです。(中にはアシスタントをご自身で雇われている人もいますが)

なので上下関係がありません。先輩や後輩の板挟みになることなく自分がやりたいようにお客様と向き合えます。

もちろんスタッフ間の交流はありますが、みんな対等なのですごくやりやすいです。年齢、性別、キャリア、得意技術さまざまな人がいるので面白い情報交換もできます。

メリット3:働いた分だけ収入が増える

ここも大きなメリットになるところですね。

フリーランス美容師が利用する「面貸しサロン」「シェアサロン」の還元率はサロン勤めより高い傾向にあります。

サロンの1席を借りてやる面貸しの場合は約60%バック(材料費込み)

シェアサロンの場合は約70〜80%バック(材料費は自分持ち)

のことが多いです。シェアサロンはそこに固定費3万〜5万円をさらに支払う形です。

ナオ

フリーランスになると決めたとき約20店舗ほど「面貸しサロン」「シェアサロン」のサロン見学に行きました。その結果、還元率高いシェアサロンで働くことに決めました。

普通のサロン勤めだと40%バックか基本給+歩合30%などが多い気がします。

サロンが宣伝広告費や家賃を払ってくれているので妥当な歩合だと思いますが、フリーランス美容師になれば1席分の固定費しかかからないので、働いた分だけ自分に還元させるこたができます。

メリット4:集中できるのでお客様満足度が高くなる

これは私が1番フリーランスになってよかったなと思った事です。

店の電話に出たり、他のスタイリストの手伝いもすることがないので「自分のお客さまだけ」に集中できます。

私は以前3〜4人のお客さまを掛け持ちしていたのですが、フリーランス美容師になってマンツーマン施術に変えてみるとお客さまから

・人がコロコロ変わらないので落ち着いて過ごせる

・ナオさんが付きっきりでやってくれるので安心できる

・特別感があって嬉しい

など嬉しいご意見をいただきました。

そしてフリーランス半年で

リピート率も74%から92%まで伸ばせました。

これもお客さま満足度が高くなった成果だと思います。

『Q&A』フリーランス美容師に関する3つの質問

最後に、フリーランス美容師に関する質問3つに回答していきます!

私がよく聞かれる質問をセレクトしたので、ぜひ疑問解消に役立ててみてくださいね。

質問1:売り上げがいくらあればフリーランス美容師になれますか?

悩んでいる人

正直、売り上げがいくらあればフリーランス美容師になれますか?

それが不安なんですよね。。

ナオ

「シェアサロン」「面貸しサロン」の契約プランにもよりますが約60万の売り上げがあれば普通の生活はできると思います。

サロンには売上20〜30%+固定費3〜5万を支払うのが平均的です。

仮に多めに支払ったとして

60万×30%=18

18(サロン支払い変動費)+5(固定費)=23(サロン支払い額)

60(売上)−23(サロン支払額)=37(手元に残るお金)

そこから納税分を2割と材料費5%ほどひたとして約27万が手取りになります。

これより低い売上でもフリーランス美容師にはなれますが、売上が低すぎると最低保証があるサロン勤めの方が安心かと思います。

なのでフリーランス美容師になるには最低60万はあった方がいいです。

質問2:予約管理はどうしていますか?

悩んでいる人

心配なのは予約管理です。どうしていますか?

ナオ

予約管理のアプリがあるので心配いりません。

私はLiMEというアプリを使って管理しています。

シェアサロンによってはサロンボードがはいっているとこもあり、ネット予約も可能です!

フリーランス美容師のほとんどがLiMEかサロンボードで管理しているようです。

ちなみにLiMEはそこで予約、カルテ管理、お客さまへメッセージ送信まで完結できるのでフリーランス美容師にはおすすめです!

質問3:税金の事とかわからなくても大丈夫ですか?

悩んでいる人

税金の事とかわからないのですが、そんな状態から始めても大丈夫ですか?

ナオ

最初はわからなくてもいいと思いますが、必ず勉強した方がいいです。

私の経験上、フリーランスで働き始めると自分が売り上げたお金がどのくらい税金で無くなるのかだんだん興味が湧いてきます。

ましてや、高額な納税をしたときには必死に税金のことを勉強しました。今はわかりやすい本やYouTubeがたくさん出てるのですぐ学べますよ!

それでも確定申告は税理士さんにずっとお願いしてます。

確定申告申請だけの依頼であればそんなに費用は高くないので、数字に強くない人や時間を取れない人はプロにお任せしていいと思います。

自由に働きたいならフリーランス美容師!

ご紹介したように、フリーランス美容師は、自由度が高くお客様からの満足度も高い働き方です。

最後に、ご紹介した内容をおさらいしていきましょう!

フリーランス美容師のデメリット3つ

・働けなくなった時の保証がない

・社会的信頼がない

・スケジュール管理のスキルが必要になる

フリーランス美容師のメリット4つ

・自由に働ける

・人間関係で悩まない

・働いた分だけ収入が増える

・集中できるのでお客様満足度が上がる

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